ノースロップ
Northrop Corporation


※1991年、空軍の先進戦術戦闘機(Advanced Tactical Fighter: ATF)にYF-22Aが選定された。当然、海軍先進戦術戦闘機(Naval Advanced Tactical Fighter: NATF)計画もF-22をベースに進む予定だったが、国防予算削減のあおりを受けて空海軍の同時開発を断念した。空軍向けのF-22の開発は先行され、海軍型の開発着手は先送りされたのちに消え去った
※当時、ノースロップ社が提案してした海軍型は、カナードを採用している
※ステルスの歴史は、ピョートル Y. ウフィムツェフというロシア人学者が1950年代後半に、新しいレーダー断面積(RCS)解析法を編み出す。これを物理光学的解析理論という(ようするにエッジの角度によって物理光を逸らすこと)。彼の理論はソヴィエト物理学会に発表される。しかし、専門家以外誰にも注目されず、ソヴィエト当局も機密指定にもしなかった。1971年、物理光学的解析理論はアメリカ空軍ライトパターソン基地内の研究所が、ロシア語から英語に翻訳して発表。1975年、この理論をロッキード社のレーダー専門家が注目。そしてステルス機開発に乗り出した。ちなみに飛行機を肉眼で見えなくする研究は1913年に、当時のアメリカ陸軍省が行っている。高度300mで、飛行中に肉眼で発見できないようにするというのが目標。機体の骨組みに羽布の代わりに、透明なセルロイドを貼ることを試みた
↑YF-23

↑Image courtesy of Shipbucket.


Update 23/06/08