ボーイング社
Boeing

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参考文献、小説や書籍に登場する事柄です


B-17はどれくらいの .50口径弾を搭載していたのか?Quoraに掲載された興味深い投稿によると、「Dirty Little Secrets of World War II」という書籍には、アメリカの爆撃機で使用された .50口径弾に関する興味深い統計が掲載されているそうだ。まず、典型的な任務において、B-17は4tの爆弾、11tの燃料、そして13挺の機関銃用の1.3tの .50口径弾を積んで離陸した。(つまり、B-17が搭載していたもののほとんどは爆弾ではなく燃料)。 .50口径弾の重さは約110〜120gなので、1.3tは10,000発以上の弾丸を搭載していることになるす。ほかにも興味深い記事がありる:“ヨーロッパの標的に対する作戦中、イギリスから出撃した第8航空軍(爆撃機と戦闘機の護衛)は、76,900,000発の .50口径機関銃弾と約700,000発の .30口径弾を消費し、6,098機の敵機を撃墜した。撃墜数の割合は約12,700発。イタリアから出撃した第15航空軍は、約30,000,000発の .50口径弾を消費し、2,110機の敵機を撃墜した。これは、発射された弾丸14,200発につき約1発に相当する”“これは莫大な弾薬の無駄遣いのように思えるかもしれないが、爆撃機と対峙していたドイツ軍の対空砲手は、12,000発の弾丸を発射しても撃墜数はわずか1機程度だった。しかも、それも自慢の88mm対空砲で、かなりの頻度で撃墜されていたのだ”参考文献:THE AVIATION GEEK CLUB

↑B-17Fフライング・フォートレス

↑Image courtesy of Shipbucket.