ボーイング社
Boeing


※ロッキードは、のちに“スターリフター”となるモデル300で、C-141計画の米空軍契約を獲得した。ダグラスは敗れたが、ボーイングもまた、その提案機であるボーイング731で敗退した。ボーイングは、米空軍初のジェット輸送機としてC-135ストラトリフターの製造にすでに成功していた。C-135は妥当な暫定的なジェット輸送機ではあったが、旅客機を最小限に改造したものであり、積載用のサイドハッチが装備されているに過ぎなかった。計画されていたC-141には車両の直接乗り入れ・降車能力が求められたため、ボーイングは707をベースとしつつ、設計を本格的な輸送機へと転換した。胴体の断面を拡大して元の機体よりも大きな積載容量を確保するとともに、主翼をショルダー・マウント方式に変更し、水平尾翼を高くすることで、胴体を十分に低くすることが可能となり、後部貨物ランプを追加することができた。ボーイング社は、図解付きの塗装デザインを施した機体を掲載した宣伝パンフレットを作成した。しかし、ボーイング社にとって残念なことに、契約はロッキード社に授与され、彼らの設計は歴史の忘却の彼方へと追いやられることとなった

↑Image courtesy of Shipbucket.


Update 26/03/13