デヴォアティーヌ
Dewoitine


※D.37は従来型の単座機であった。固定式着陸装置にはテイルスキッドが使用されていた。オープン・コックピットはパラソル翼のやや後方に位置していた。ラジアル・エンジンの採用により、比較的広い胴体とコックピットを実現した。本機の設計はSAF-Avions Dewoitine社によるものであったが、当時の同社工場の過重労働により、D.37/01の製造はLioré et Olivier社に移管された。D.37/01は、全金属製の高翼単葉機で、エンジン・カウリングにヴァルヴ・ヘッド・ブリスターを備えていた。最初の試作機は1931年10月に飛行した。飛行試験の結果、エンジンと機体の両方を何度も改良する必要が生じたため、試作2号機が飛行したのは1934年2月のことであった。その性能の高さから、フランス政府は航空軍とAéronavale用に28機を発注した。リトアニア政府は14機を発注し、1936年にスペイン共和国政府に売却されるまで同国の空軍で使用された

↑Image courtesy of Shipbucket.


Update 23/11/16