陸上巡洋艦
Landkreuzer

※ロング・トン(long ton)は、帝国単位(ヤード・ポンド法)の質量の単位。2,240ポンド(lb)と定義され、正確に1,016.0469088キログラム(kg)に等しい。インペリアル・トン(imperial ton、帝国トン)とも言い、日本語では英トンとも呼ばれる。アメリカで使用されているショート・トン(short ton、2,000 lb、907.18474kg)に対して約12%大きく、メートル・トン(metric ton、1,000kg)に対して1.6%大きい
スペック パンター
重量(推定) 1,000t(1,100ショート・トン、980ロング・トン)
全長(主砲を前方に向けた状態) 39m
車体長 35m
全幅 14m
全高 11m
最低地上高 2m
エンジン ダイムラーベンツMB501 20気筒舶用ディーゼル・エンジン8基
またはMAN V12Z32/44 24気筒舶用ディーゼル・エンジン2基
サスペンション 大幅に強化されたトーションバー・サスペンションと推定されるが、懸架装置の構成に関する公式な設計図は完成しなかった
出力 16,000~17,000馬力(12,000~13,000kW)
出力重量比 13kW/t
最高速 路上約40km/h
航続距離 約190km
主武装 280mm SK C/34 54.5口径砲 2門
12.8cm Pak44 1門
37mm Flak38 2門
20mm Flak30 24門
30mm Flak103/38 24門
15mm MG151/15 4挺
7.92mm MG34 4挺
装甲 150mm~360mm
乗員 20名以上(最大41名との説あり)
※陸上巡洋艦P.1000“ラーテ” Landkreuzer P. 1000 "Ratte":英語で陸上巡洋艦P.1000“ラット”の意)は、第二次大戦中にドイツで計画された1,000t級戦車である。1942年6月、クルップ社の重役エドヴァルト・グローテ Edward Groteによって提案されたとされるこの車両には、すでに“ラントクロイツァー(陸上巡洋艦)”という名称が与えられていた。提出された本車両の設計案や図面は、1942年12月にOKH Auftrag Nr. 30404およびE-30404/1の名称で提示された。この戦車は重量1,000tと計画されており、これは史上最も重い戦車であるマウス(Panzer VIII "Maus"、重量188t)をはるかに凌ぐものだった。この計画は、こうした戦車の開発に関心を寄せていたアドルフ・ヒトラー Adolf Hitlerの承認を得たが、1943年初めに軍需大臣アルベルト・シュペーア Minister of Armaments Albert Speerによって中止された。P.1000が実際に基本設計の段階にまで達していたかどうかについては、歴史家の間でも意見が分かれている。1942年にヒトラーが1000t級戦車の実現可能性に関する調査を命じたという点についてはおおむね認められているが、戦艦グナイゼナウ Gneisenauの280mm砲や予備の主砲塔を流用するという計画の具体性については、多くの疑問が呈されている。砲塔単体でも重量は約750tに達し、関連する揚弾・装填室や旋回機構を収容するために5層構造の区画を必要とした。さらに、こうした兵器には専用の弾薬庫や装薬庫、弾薬の運搬・装填用機器も必要となるが、これらすべてを収めるためのスペースや動力は、1000t級の無限軌道車両(履帯式車両)が許容できる範囲を遥かに超えるものだった。そのため、一部の歴史家は、P.1000“ラーテ”の図面は捏造されたものか、あるいは技術者が個人的な遊び心で描いた空想的なスケッチに過ぎないと考えている

↑Image courtesy of Shipbucket.


※参考文献
ウィキペディア


Update 26/09/20