Tank
- ※ロング・トン(long ton)は、帝国単位(ヤード・ポンド法)の質量の単位。2,240ポンド(lb)と定義され、正確に1,016.0469088キログラム(kg)に等しい。インペリアル・トン(imperial ton、帝国トン)とも言い、日本語では英トンとも呼ばれる。アメリカで使用されているショート・トン(short ton、2,000 lb、907.18474㎏)に対して約12%大きく、メートル・トン(metric ton、1,000kg)に対して1.6%大きい
- 重量:26.5t(29.2ショート・トン、26.1ロング・トン)、T-34-85は32.4t(35.7ショート・トン、31.9ロング・トン) 全長:6.68m 全幅:3.00m 全高:2.46m 最低地上高:0.4m エンジン:500馬力(370kW)のV-2-34型38.8L V型12気筒ディーゼル・エンジン 出力重量比:18.9馬力(14kW)/t サスペンション:クリスティー式 最高速:整地53km/h 航続距離:整地330km/路外200km 携行燃料:1,000リットル 主武装:76.2mm戦車砲F-35 1門、DT 7.62mm機関銃2挺 装甲:車体前面45mm/60゚(上部)、45mm/60゚(下部)、車体側面40mm/41゚(上部)、車体後面40mm、車体上面20mm、車体底面15 mm、砲塔前面45mm(曲面)、砲塔側面45mm/30゚、砲塔後面45mm、砲塔上面20 mm 乗員:4名
- ※T-34は第二次世界大戦時の主力中戦車である。登場当時、その76.2mm戦車砲は同時代の多くの戦車を凌ぐ威力を誇り、60゚の傾斜装甲は対戦車兵器に対して優れた防御力を発揮した。T-34は東部戦線における戦闘の行方に多大な影響をおよばしただけでなく、そののちの戦車設計にも長期にわたる影響を与えた。“バルバロッサ作戦 Operation Barbarossa”で遭遇したドイツ軍将軍たちからも高く評価されたが、戦争後半には装甲や火力の面で他国の戦車に凌駕されることとなった。その最大の強みは製造コストと生産時間の短縮にあり、ドイツの機甲部隊はしばしば、自軍の数倍の規模を持つソ連戦車部隊と対峙することになった。また、T-34は“縦深作戦(ディープ・バトル deep battle)”戦略の要となる機械化師団の中核を担う存在でもあった。T-34は、大戦を通じてソヴィエト労農赤軍機甲部隊の主力であり続けた。基本的な仕様は1944年初めまでほとんど変更されなかったが、そののち、大幅に改良された派生型であるT-34-85の導入により火力が強化された。東部戦線の需要に応えるべく生産工程の改良と合理化が絶えず行われ、T-34の生産はより迅速かつ低コストになった。ソヴィエトは最終的に全派生型を合わせて80,000両以上を製造し、ドイツ国防軍との戦闘で数万両を喪失しながらも、戦線へ投入する戦車の数を着実に増やすことができた。赤軍で運用されていた多くの軽戦車や中戦車に取って代わった本車は、第二次大戦で最も多く生産された戦車であり、史上においても(後継であるT-54/T-55シリーズに次いで)2番目に多く生産された戦車である。大戦中に44,900両が喪失または損傷し、史上最多の損失数を記録した戦車でもある。その開発はT-44、そしてT-54/T-55シリーズへと直結し、さらにのちのT-62へと進化を遂げ、これらは現代の多くの軍隊における機甲戦力の核心を形成している。T-34の派生型は第二次大戦後に広く輸出され、2023年の時点でも90両以上のT-34が現役で使用されていた


↑T-34

↑T-34-85
↑Image courtesy of Shipbucket.
- ※T-34運用国(アルファベット順、Image courtesy of 世界の地図・世界の国旗)
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アフガニスタン 132両 |
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アルバニア 138両 |
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アルジェニア 113両 |
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アンゴラ 80両 |
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オーストリア 25両 |
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ボスニアヘルツェゴヴィナ 5両(2010年に国際戦略研究所(IISS)が報告) |
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ブルガリア 599両 |
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中国 2,500両 |
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キューバ 642両、2010年時点で数は非公表 |
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キプロス 32両 |
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チェコスロヴァキア 1,800両 |
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コンゴ共和国 予備役 |
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エジプト 380両 |
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赤道ギニア |
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エチオピア 56両 |
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フィンランド 9両(鹵獲) |
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ナチス・ドイツ 鹵獲(Pz. 747(r)と呼称) |
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ドイツ(東ドイツ) 872両 |
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ギニア 45両、IISSの2023年の報告では運用数30両 |
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ギニアビサウ 2023年時点で10両 |
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ハンガリー 150両 |
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イタリア 2両(鹵獲されイタリア・ロシア戦域軍(Armata Italiana in Russia: ARMIR)で使用) |
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イラク 175両 |
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ラオス 30両 |
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レバノン 30両 |
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リビア 30両 |
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マリ 30両、退役ずみ |
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モンゴル 40両 |
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モザンビーク 200両 |
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ナミビア 4両、稼働状態は疑問 |
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北朝鮮 推定約650両、公式な運用数は非公開 |
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パキスタン 25両 |
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パレスチナ解放機構 25両 |
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ポーランド 1,000両 |
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ルーマニア王国 2両(1942年11月1日までに鹵獲)、さらに4両(1944年3月に鹵獲)。最初の2両については、大幅な改修が提案された ルーマニア社会主義共和国 1949年から1957年にかけて、ソヴィエトおよびチェコスロヴァキアからT-34-85を935両受領した。これらは現地で改修が施された。さらに、1955年から1958年にかけて、装甲回収車12両とSPK-5移動式クレーン12両(いずれもT-34-85の車体をベースとする)が導入された。スティーヴン J. ザロガ Steven J. Zaloga氏とジム・キニア Jim Kinnear氏によれば、1990年時点でルーマニア軍は1,060両のT-34-85を保有していた |
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ソマリア 120両 |
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スーダン 20両 |
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シリア 200両 |
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トーゴ 1981年にエジプトからT-34-85を7両受領 |
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ウガンダ 10両 |
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UNITA(アンゴラ全面独立民族同盟) |
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ソヴィエト |
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ヴェトナム 300両受領。2023年の報告では運用数45両 |
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北イエメン 150両 南イエメン 80両 イエメン 2016年に250両の存在が報告されたほか、2014年にはIISSにより30両が運用可能であると報告された。2023年時点での保有数は不明であり、運用不能な状態にある可能性がある |
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ユーゴスラヴィア 889両 |
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ジンバブエ 10両 |
- ※参考文献
- ウィキペディア
Update 26/09/20