ノース・アメリカン
North American

アイコン 意味
戦闘や事故で失った場合(沈没、墜落)や損傷した場合、艦船などの内部で事故や事件がおこった場合の意味です。自軍や同盟軍、所属機関、所有会社が行った沈没処分や破壊処分、漁礁としてまたは演習で使用して沈めた場合にはこのアイコンは付けません
戦果や功績、各機関に寄贈された場合の意味です。戦争などで沈没し、何十年後に発見された場合もこのアイコンです
映画やTVドラマ、ドキュメンタリーに使用された場合の意味です
参考文献、小説や書籍に登場する事柄です
インターネットやTVゲームに登場する事柄です
不可解な事故&事件およびUFOなど超常現象に遭遇した事柄です


※社内呼称モデル62(NA-62)

↑B-25

↑B-25B

↑Image courtesy of Shipbucket.
Block No. シリアル・ナンバー(s/n)
()内は製造番号
機数、備考1 備考2
B-25-NA 40-2165~40-2188
(c/n 62-2834~62-2857)
◎24機 NAはノース・アメリカン社イングルウッド工場製を示すマニュファクチャラーズ・コード
B-25A-NA 40-2189~40-2228
(c/n 62A-2858~62A-2897)
◎40機
B-25B-NA 40-2229~40-2348
(c/n 62B-2898~62B-3017)
◎120機
B-25C-NA 41-12434~41-13038
(c/n 82-5069~82-5673)
◎605機
B-25C-1-NA 41-13039~41-13296
(c/n 82-5674~82-5931)
◎258機
B-25C-5-NA 42-53332~42-53493
(c/n 90-11819~90-11980)
◎162機 当初はオランダ領東インド空軍(Netherlands East Indies Air Force: NEIAF)向けにN5-122~N5-283として割り当てられていたが、アメリカ陸軍航空軍に徴用された。このバッチは、NEIAFへの早期納入を可能にするため、以前の機体の引き渡しと引き換えにUSAAFが受け取ったものである
B-25C-10-NA 42-32233~42-32382
(c/n 94-12641~94-12790)
◎151機 イギリス空軍への納入を予定していたが、アメリカ陸軍航空軍から譲渡された航空機に代わってこの注文はキャンセルされた ◎42-32281はXB-25E除氷研究機として改造され、1942年から1944年までノース・アメリカン社によってホット・ガス除氷システムの試験に使用された。1944年7月10日から1953年2月まで、オハイオ州クリーヴランドのルイス・フィールドにあるNASA航空エンジン研究実験所 NASA Aircraft Engine Research Laboratoryに配備。1948年6月10日にZXB-25Eに再指定。code BD-281、名称“フラミン・マミー Flamin' Mamie”。オハイオ州ライト・フィールドに配備。航空機用消火器の開発プログラムの一環として、故意に墜落させられた
B-25C-15-NA 42-32383~42-32532
(c/n 93-12491~93-12640)
◎150機 中華民国への納入を予定していたが、インドの戦域在庫から航空機が移送されたため、この注文はキャンセルされ、この注文は アメリカ陸軍航空軍向けに完了した
B-25C-20-NA 42-64502~42-64701
(c/n 96-16381~96-16580)
◎200機 42-64502~42-64506は海軍に移管、PBJ-1C BuNo. 34998~35002
B-25C-25-NA 42-64702~42-64801
(c/n 96-16581~96-16680)
◎100機
B-25D-NC 41-29648~41-29847
(c/n 87-7813~87-8012)
◎200機 NCはノース・アメリカン社カンザス・シティ工場製を示すマニュファクチャラーズ・コード
B-25D-1-NC 41-29848~41-29947
(c/n 87-8013~87-8112)
◎100機
B-25D-5-NC 41-29948~41-30172
(c/n 87-8113~87-8337)
◎225機
B-25D-10-NC 41-30173~41-30352
(c/n 87-8338~87-8517)
◎180機
B-25D-15-NC 41-30353~41-30532
(c/n 87-8518~87-8697)
◎180機
B-25D-20-NC 41-30533~41-30847
(c/n 87-8698~87-9012)
◎315機
B-25D-20-NC 42-87113~42-37137
(c/n 100-20606~100-20630)
◎25機
B-25D-25-NC 42-87138~42-37452
(c/n 100-20631~100-20945)
◎315機
B-25D-30-NC 42-87453~42-37612
(c/n 100-20946~100-21105)
◎160機
B-25D-30-NC 43-3280~43-3619
(c/n 100-23606~100-23945)
◎340機
B-25D-35-NC 43-3620~43-3869
(c/n 100-23946~100-24195)
◎250機
B-25G-1-NA 42-32384~42-32388
(c/n 93-12491~93-12495)
◎5機 B-25Cから15機改造
B-25G-5-NA 42-64802~42-64901
(c/n 96-16681~96-16780)
◎100機
B-25G-5-NA 42-64902~42-65101
(c/n 96-20806~96-21005)
◎200機
B-25G-10-NA 42-65102~42-65201
(c/n 96-21006~96-21105)
◎100機
B-25H-1-NA 43-4105~43-4404
(c/n 98-21106~100-21405)
◎300機 ◎43-4643(c/n 98-21664)はのちにTB-25Hに再指定。オクラホマ州スティルウォーターのSearcy FieldにてSOCに所属。1946年2月19日にPaul Mantzがカメラ・プラットフォームとして使用するため購入(民間登録No. NX1203)。1975年に売却され、複数の所有者を経た。1969年に映画会社パラマウントの映画「キャッチ22 Catch-22」で使用。“ザ・バグ・スマッシャー The Bug Smasher”、オリーヴドラブ塗装のB-25C。民間登録No. N1203、フィルム・シリアル01203。カメラ機として使用された。撮影中にカメラマンが機外に落下し死亡した。南米で麻薬密輸に利用された。1981年の不時着事故で廃機となった。この機体はコロンビアで破壊されたと伝えられているが、南米でまだ飛行しているとの報告もある
B-25H-5-NA 43-4405~43-4704
(c/n 98-21406~100-21705)
◎300機 ◎43-4406はNA-98X型に改造され、R-2800エンジンを搭載。初飛行は1944年3月31日。1944年4月24日、機体が構造上の限界を超えて飛行されたため墜落。乗員2名とも死亡
◎43-4432(c/n 98-21433)は1969年に映画会社パラマウントの映画「キャッチ22 Catch-22」で使用。“ベルリン・エクスプレス410V Berlin Express 410V”、迷彩塗装のB-25J。現在、ウィスコンシン州オシュコシュのExperimental Aircraft Association Museumにて飛行可能な状態。“Berlin Express”として飛行している
B-25H-10-NA 43-4705~43-5104
(c/n 98-21706~100-22105)
◎400機
B-25J-1-NC 43-3870~43-4104
(c/n 108-24196~108-24430)
◎235機
B-25J-1-NC 43-27473~43-27792
(c/n 108-34486~108-34805)
◎320機
B-25J-5-NC 43-27793~43-28112
(c/n 108-34806~108-35125)
(Andrade quotes c/n 108-32306~108-32625)
◎320機 ◎43-28204は1953年にTB-25Nに改造された。1957年に民間市場で民間登録No. N9856Cとして売却された。消火用飛行機として運用された。1968年にFilmways, Inc. に売却。1969年に映画会社パラマウントの映画「キャッチ22 Catch-22」で使用。“ボビー・トラップ39856C Booby Trap 39856C”、オリーヴ・ドラブ塗装のB-25J。1971年にカリフォルニアのTallmantz Aviationに売却された。Aero Tradersにより修復され、PBJ-1J“Pacific Princess”として塗装された。現在も飛行可能で、映画会社のTouchstone Picturesの映画「パール・ハーバー Pearl Harbor」の撮影に使用された
B-25J-10-NC 43-28113~43-28222
(c/n 108-5126~108-35235)
(Andrade quotes c/n 108-32626~108-32735)
◎110機
B-25J-10-NC 43-35946~43-36245
(c/n 108-35236~108-35535)
(Andrade quotes c/n 108-32736~108-33035)
◎300機
B-25J-15/17-NC 44-28711~44-29110
(c/n 108-31986~108-32385)
(Andrade quotes c/n 108-33036~108-33435)
◎400機 ◎44-28925(c/n 108-32200)は310th BGとともにイタリアで飛行した。TB-25Nに改造され、民間登録No. N7687Cとして登録された。1969年に映画会社パラマウントの映画「キャッチ22 Catch-22」で使用。“トーキョー・エクスプレス Tokyo Express”。フロリダ州ニュー・スミスナ・ビーチ空港 New Smyrna Beach Airportにて民間登録No. N7687Cとして修復された。テキサス州アディソンにあるキャヴァナフ・フライト・ミュージアム Cavanaugh Flight Museumで飛行可能な状態で保管されている。現在は“How 'Boot That!?”として飛行している。アディソン博物館 Addison museumの永久閉鎖に伴い、テキサス州デニソンにあるノース・テキサス地域空港 North Texas Regional Airportへ移動される予定
B-25J-20/22-NC 44-29111~44-29910
(c/n 108-32386~108-33185)
(Andrade quotes c/n 108-33436~108-34235)
◎800機
B-25J-25/27-NC 44-29911~44-30910
(c/n 108-33186~108-34185)
(Andrade quotes c/n 108-34236~108-35235)
◎1,000機 ◎44-29939(c/n 108-33214)は1958年12月、この飛行機はアリゾナ州デイヴィスモンサン空軍基地 Davis-Monthan AFBに保管され、翌月、米空軍から除籍され、アリゾナ州フェニックスのNational Metalsに購入され、民間登録No. N9456Zとして登録された。1961年にTallmantz Aviationに売却。1969年に映画会社パラマウントの映画「キャッチ22 Catch-22」で使用(爆弾に描かれた少女 girl on bomb)。迷彩塗装のB-25J。1982年にペンシルヴェニア州Readingのミッドアトランティック航空博物館 Mid-Atlantic Air MuseumにてN9456Zの登録番号のまま“ブリーフィング・タイム”として飛行可能状態に。1997年5月に着陸事故に遭い、リビルド工事を実施。1999年以降、リビルドされ、ふたたび航空ショーのサーキットを飛行。現在、ミッドアトランティック航空博物館のコレクションに収蔵
B-25J-30/32-NC 44-30911~44-31510
(c/n 108-36986~108-37585)
(Andrade quotes c/n 108-35236~108-35535(44-30911~44-31210)、c/n 108-37186~108-37485(44-31211~44-31510))
◎600機
B-25J-30/32-NC 44-86692~44-86891
(c/n 108-47446~108-47645)
(Andrade quotes c/n 108-37486~108-37585(44-86692~44-86791)、c/n 108-47446~108-47545(44-86792~44-86891))
◎200機 ◎44-86843(c/n 108-47597)は1968年5月にカリフォルニア州オレンジ・カウンティのTallmantz Aviation。Tallmantzは、この航空機を民間登録No. N3507Gとして登録。1968年9月にカリフォルニア州ハリウッドのFilmways, Inc. に貸し出され映画会社パラマウントの映画「キャッチ22 Catch-22」で使用“Passionette Paulette 03507G”(~1969年)。民間登録No. N3507Gは1972年7月10日に取消された。1972年8月に空軍博物館 AF Museumが貸与プログラムの一環として機体を取得し、インディアナ州グリソム空軍予備基 Grissom Air Reserve Baseのグリソム航空博物館 Grissom Air Museumに貸与した。機体は“パッション・ポールエット Passionate Paulette”として展示されている
B-25J-35/37-NC 44-86892~44-86897
(c/n 108-47646~108-47651)
(Andrade quotes c/n 108-47546~108-47551)
◎6機
B-25J-35/37-NC 45-8801~45-8818
(c/n 108-47652~108-47669)
◎18機
B-25J-35-NC 45-8819
(c/n 108-47670)
◎1機 完成するも契約終了のため領収されず
B-25J-35-NC 45-8820~45-8823
(c/n 108-47671~108-47674)
◎4機
B-25J-35-NC 45-8824
(c/n 108-47675)
◎1機 完成するも契約終了のため領収されず
B-25J-35-NC 45-8825~45-8828
(c/n 108-47676~108-47679)
◎4機
B-25J-35-NC 45-8829~45-8831
(c/n 108-47680~108-47682)
◎3機 完成するも契約終了のため領収されず
B-25J-35-NC 45-8832
(c/n 108-47683)
◎1機
B-25J-35-NC 45-8833~45-8899
(c/n 108-47684~108-47750)
◎67機 完成するも契約終了のため領収されず


Update 23/08/12